emsha_camera様インタビュー

出版した理由はありますか？

私は写真家として活動しているわけではありませんし、ただ趣味で撮ってるだけの人間なので、自分の写真を本にするなんて考えたこともありませんでした。
でも、パブリマさんから声をかけて頂いて、「自分の写真を一つの形にするのって面白そう、経験をしてみたい！」と思い挑戦してみました。

作ってみての感想を教えてください。

初めての経験だったので右も左もわからない状態だったのですが、ソフトの中にレイアウトのテンプレートがたくさんあったので助かりました。
とりあえずそこに写真をはめてみて、そこから少しずつ自分の好きなように変えていくこともできたのが良かったです。レイアウトが違うだけでページの印象もだいぶ変わってきますが、色んなパターンがあらかじめ用意されていたのであまり悩むことなく進めることができました。

あと、ページによって写真の大きさを変えないといけない場面がたくさんあったのですが、調整の自由度が高く、細かいところまで自分の納得のいくように編集ができました。「本当はこれもっとこうしたかった」という思いが残らずに制作できるというのは、とても大切なことだと思います。

ウリポイントを教えてください。

長野の北信地域を中心に、気軽に訪れることができる素敵な場所の写真を選んでみました。

壮大な景色を見たいとか、いつも見ないような景色がある所に行こうと思うとどうしても時間がかかったり、準備をしなきゃいけなくなることが多いと思うのですが、そこまで頑張らなくても近場で空気感がガラッと変わってリフレッシュできるような場所をまとめてみました。

タイトルにもあるように「今日、青空が見えるから、ちょっと出かけてみようかな」と思う誰かの気持ちの参考になればいいなと思います。

苦労した点はありますか？

タイトルを決めることに一番悩みました。笑
本を見た方が一番最初に見る所なので、「それを見て大体どんなテイストなのかわかるようにしたいな」、「でも説明的になりすぎてもつまらないかな…」と思ったりして悩みました。

フォトブックを作る為のヒント

一晩寝かす、ということを心がけました。
自分で一回納得して作ったものでも、一晩寝てから、新しい気持ちであらためて見てみると「ちょっと違うかな、変えた方がいいかな」と思う点があったりしたので、頭を一回リセットしてから、客観的にもう一度確認するということは大切なのかなと思います。

これからパブリマに出版を考えている方にメッセージをおねがいします。

自分の写真集を作るなんて考えたこともなかったような一般人の私でも、本を出版することができました！

それができたのは、写真選びやレイアウトなどの本の内容に関わる作業以外のことをほとんどパブリマさんの方でやっていただけたからなのかな、と思います。
これを全て個人で管理・運営しなきゃいけなかったらできていなかったと思うので…。

自分がファインダーから見ていた景色が形になるというのは、なんだか不思議な気持ちですが、とても達成感がありますし、紙で見る自分で撮った景色はまた少し違って見えました。

今までは趣味で撮ってスマホで見る程度でしたが、そんな大切な一瞬が現物として残って、他の人に共有してもらえる、というのはとても素晴らしいことだと思いますし、色んな方に体験してみてほしいなと思います。

長野の魅力を教えてください

素敵な山に囲まれていることかなと思います。一度、県外に住んでいたことがあるのですが、山に囲まれている環境で育ったせいか山が見えない景色を少し寂しく感じてしまいました。
どこを見ても個性的でどっしりとした山あって、それが季節によっていろんな色にかわっていく…そんなところが何年住んでいても飽きなくて、好きです。

長野のおすすめ写真スポットを3つ教えてください

• 大望峠

  

  色んな山が見れて、とにかく絶景です。午前中に行くとより山が明るくはっきり見えるのでおすすめです。山に沈んでゆく夕日も綺麗ですが！

• 地附山

  

  長野駅から15分もかからないで行ける場所なのにとても見晴らしがよく、時間によって空、山、長野市街地の色が様々に変わります。夕焼けが綺麗だなと思った瞬間によく向かっていますが、空が開けて見えるので綺麗です。

• 善光寺

  

  王道になってしまいますが…　グリッド線に善光寺を合わせて見ると、びっくりするくらい左右対称で美しいんです。そして、どんな時間帯や天候でもそれぞれの味が出て格好良く写るので好きです。