Laskeypictures様インタビュー
フォトグラファー:Laskeypictures様
- 職業:フォトグラファー
- アメブロ:https://ameblo.jp/laskey775/
- Instagram:https://www.instagram.com/laskeypictures
- KenkoTokina:https://www.kenko-tokina.co.jp/service-shop/event/313dokia1.html
- LUNA:https://mora.jp/package/43000074/TCJPR0000700600/
『作品について 』について
LUNA&Sarina
出版した理由はありますか?
LUNA&Sarina
現在では沢山の写真がWEB上に日々溢れて、あっと言う間に埋もれて行きます。
主に人物を撮影する上で、撮られる側はもちろんのこと、撮影する側も気持ちを込めて撮った
作品が右から左へ。ではちょっと切ない。
一方、「印刷されたカタチ」になって残ることは単にSNSなどに1枚のデータとして写真がアップロ
ードされるのとは異なって、一つの結果だったり、目標だったり、モチベーションUPに繋がります。
その上、いくばくかの対価で購入され、一冊のまとまった作品集として、手にして見て頂けたとすれば、さらに次へ進む原動力にもなるだろう。と出版に挑戦しました。
在庫を抱えなくても済む。と言うのも背中が押される大きな理由ですね。
作ってみての感想を教えてください。
LUNA
専用ソフトをダウンロードして使えることから、レイアウト、フォントなどに制限はあるものの
選択肢は多い方だと思います。
初心者でも直感的な操作で手軽に使うことが出来ると思います。
また、プリントの色やグラデーションがデータに忠実に出力されていて安心できます。
ハードカバー本などは高級感もあり、個展、写真展で物販したときは少し値段が高いかな?と
心配していましたが、全て売れてしまって驚きました。
苦労した点はありますか?
レイアウトをしたり、文字入れするのは非常に簡単なので、苦労らしいものはありませんが、
誤字脱字を見逃すと、ちょっと恥ずかしい事になってしまいますね。
また、自分の場合は作業途中の原稿をモデルさんや関係者にも見て貰いながら作業を進めなくては
いけないのですが、作成途中のファイルを共有する機能が今は無いので、スクショを撮って
メール添付で確認して貰うとか、複数の人がかかわって来た時に少し苦労がありました。
Ange
フォトブックを作る為のヒント
使えるフォントや文字のレイアウトはそれなりの選択肢がありますが、別のソフトで文字などを作
成して、写真として貼り込むことでオリジナリティあるデザインにすることも可能です。
そのほかには写真のはみだしや、白い余白が意図せず出てしまうのもカッコ悪いので、チェック
をしっかりした方がいいですね。
また、ページをまたいで1枚の写真を収める時、ページの境目はやはり見えにくくなるので、あらかじめ写真の構図を考えて、素材は多めに用意しておいた方がいいでしょう。
これからパブリマに出版を考えている方にメッセージをおねがいします。
まずは、気軽にご自身の気に入った写真をカタチにしてみることをお薦めします。
モノになると見栄えが変わりますよ。
お仕事について
普段はどのようなお仕事をされていますか?
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Asami
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LUNA
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Sarina
企業所属の職業カメラマンとして、商品撮影、広告撮影、タレントさんやアーティストさんの宣材写真撮影などをしています。
余暇に自分の本来撮りたい写真を撮影して、それを「日本カメラ」などの写真雑誌や、個展、展示会、昨年は美術館でも発表させて頂きました。
(日本カメラも5月で休刊となり、寂しい限りなのですが)
このほか、レンズ、写真用品メーカーの「㈱ケンコー・トキナー」さんで毎月行われるポートレート ワークショップの講師をしています。
フォトグラファーになったきっかけはありますか?
最初はカメラなど触ったことも無く、趣味でスキューバダイビングを始めました。
水中世界の素晴らしさを伝える為に、撮影を学んだ(当時はフィルムです)のが最初と言う変わり種ですが、撮れるようになると、誰かに見せて、あわよくば褒めて欲しくなるのが人の常。(笑)
LUNA
LUNA
フォトコンテストに出しているうちに、運よく当時、審査員をされていた
故、秋山庄太郎先生に呼ば
れて褒めて頂いたのがきっかけです。(単純^^;)
撮影で大切にしていること!
人物作品を撮る上で、モデルさんとのコミュニケーションはとても大切です。
メインモデルの「LUNA」さん。(本業は歌手です )とは5年タッグを組んでいます。
自分のイメージの具現化を手伝って貰うのには感覚の理解とかそういう地道な積み上げも必要で、手間を惜しまないことを大切にしています。
そして、何より撮影そのものが楽しい時間になるよう、良い雰囲気作りをすることを心がけています。
因みに今回貼ってあるモデルさんはよくお手伝い頂くメンバーです。
LUNA
LUNA
フォトグラファーという職業の魅力を教えてください!
いろんな現場で、いろんな人と会い切り取る時間を共有できることでしょうか。
どんなシーンも一期一会、自分の撮った写真で元気になったり、笑顔になる人を見ると撮って良かったなぁ。とこちらの気持ちも潤います。
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LUNA
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Sarina
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Tina
今後のやりたいことや目標を教えてください!
■やりたいこと
デジタル化が進んで、アナログの紙媒体が減って来るなかで、印刷物として引き続き作品を
作って行きたいと思います。
結局はデジタル?かも知れませんが、いまだにフィルムでの撮影もしているので、そんな作品を集めた写真集や、ポートレート撮影のハウツー本をパブリマで出版するなんて言うのも面白いかも知れませんね。